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UVラミコート(LCコート)システム

UVラミコート(LCコート)システム
今までのUVコーティングをはるかにしのぐ、ミラーグロスを可能にした画期的なUVプレス加工です。

2~3g/m2の薄盛りフレキソUV塗工、酸素障害の影響を受けないUVキュア、そしてフィルムより転写された平滑面と超光沢。ホログラム転写へのバリエーション展開。
まさに環境適応型の新世代表面加工といえるでしょう。
※フィルム転写部は株式会社浜松製作所の製作

型式:FUL-46(ACLP-46コーティング部)

UVラミコーター FUL型

加工工程

特長

 高付加価値
  • この1台で、光沢、マット、ホログラム加工が可能です。
  • 140台実績の、フレキソスポットコータを採用しており、完璧な見当精度でパターンコートを行ないます。
  • UV硬化は、フィルム越しに行なわれ、表面にヌメりがなく、臭気が少ない印刷物が得られます。
  • 印刷物に熱がほとんど加えられない為、紙の伸縮がなく、カールも起きません。
 コストパフォーマンス
  • リングフィルム方式の採用でホロフィルム等、高価なフィルムが従来の巻出巻取機構の装置より数十倍利用することが出来ます。
  • UVニスの使用量が非常に少ない(2.5~3.0g/m2)にもかかわらず光沢を得ることが出来ます。
  • 鏡面光沢はエンドレスプレスに匹敵し、スピードは2~3倍出すことが出来ます。又、高価なステンレス板の交換は不要です。
  • フィルムラミネート加工と比較してもコストが低く、同様の光沢を実現します。
  • 従来のUV加工と比べてランプ本数が1/3以下と少なくすみ、トータルコストを低減します。
 環境対応
フィルムでUV塗料を覆い、ほとんど空気(酸素)に触れずに紫外線を照射する為、ランプ数1~2本で乾燥が可能です(低CO2省電力効果)。
  • LCコートされた印刷物はリサイクルが可能です。
  • 100%無溶剤のUVニスを使用する為、VOCの発生はなく、また作業環境も良好です。
 ユニークな機能
  • スプレーパウダープレス平滑システム(特許第3610417号)
    LCコートにスプレー粉の影響は致命的です。これを解決する為、フレキソコータのスインググリッパーとコーティング部の間に、鏡面ロールプレス胴を設け、圧力を加えることでスプレーパウダーの乗った表面を平滑化します。
  • フィルムスキップジョイント機構
    ラミネート部の機能フィルムはリング状になっている関係で、フィルムに繋ぎ目が発生します。通常ならこの繋ぎ目も転写されてしまいますが、本機では印刷物寸法より、コンピュータ制御により、繋ぎ目を避けて、印刷物の配置を演算します。オペレーターはこの問題を気にせず生産することができます。

主な仕様

最大紙寸法
1,100×800mm
最小紙寸法
540×360mm
紙厚範囲
0.15~0.6mm
機械重量
23,200kgs
最大速度*
4,800S/H(最大紙)、6,000S/H(最小紙)
UV乾燥装置
3φ200V 34.5kw(15kw×2灯)
モータ
3φ200V 45.3kw
機械寸法(L×W×H)
11,640×3,180×2,360mm
*最大速度は改良の為、仕様が変更される場合があります。
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